Dr. HOUSE/ドクター・ハウス シーズン4 【DVD-BOX】出演:ヒュー・ローリー /ロバート・ショーン・レナード /オマー・エップス /ジェシー・スペンサー /ジェニファー・モリソン
ジェネオン・ユニバーサル
発売日 2010-08-25
ラスト2話だけでも見る価値あり。 2010-07-06
脚本家ストライキの影響が逆にジェット・コースターのようなエキサイティングな展開を生んだDr.House シーズン4、ついに日本版DVD化ですか。しかもこの価格で。大歓迎です。
40人もの新しい登場人物が加わった(そして去ってゆく)このシーズンですが、それだけに周囲の魅力的な登場人物が謎の多いハウスという人物を、いくつもの方向から描き出す、という手法が多かったように思います。
おなじみの「まるで夫婦のような友人」Dr.ウィルソン、(もっと評価されるべきとの意見が多い俳優Robert Sean Leonard。1989年の映画「いまを生きる」(Dead Poets Society)のNeil Perry少年を演じたころから強く記憶に残る人でした)ハウスの影響から脱しようと苦闘する最初のチームメンバーDr.フォアマン、(Omar Epps)40人の中にも印象的な人は多いのですが、中でもハウスの鏡のような存在であり、ラスト2話で重要な役割を担う女性Dr.Amber Volakis。(Anne Dudekー最近では「ママと恋に落ちるまで」に数話登場していました)かなり贅沢なジェットコースターに仕上がったのは、彼らあってこそだと思います。
いくつかの印象的なモチーフが暗喩として登場するこのDr.Houseですが、その中でも特に「乗り物」は強い意味を持つようです。ハウスの不自由な足と対極にあるものですから。このシーズンでやはり一番印象的なのは「バス」。
このシーズンのラスト2話の急展開は論議を呼んだようです。「バスの中で何が起こり、誰が何をどうやって捜し求め、そしてもう一度、バスの中でハウスが本気で望んだのは何か」
ほかのエピソードよりはるか詩的な映像で語られるラスト2話。
これだけでもこのシーズンを見る価値はあると思います。
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